環境に配慮した取り組みが毎日のように取り上げられる中、企業の社用車、自治体の公用車にもEV導入の流れが広がっています。新出光でも本社の社用車に『日産リーフ』を導入しています。そして、そのEV車をカーシェアリングする企業・自治体が増えつつあります。今回は、社用車・公用車をEVカーシェアリングにするメリット、事例について解説していきます。
EVカーシェアリングとは?
EVカーシェアリングとは、その名の通り社用車・公用車をEV化し、その車両を活用し、カーシェアするサービスです。具体的には、月曜日から金曜日の平日は社用車・公用車として利用し、土日の休日等の車両の利用しない日・時間帯は、地域住民の方々に貸し出しするイメージです。
EVカーシェアリングのメリット
まず、社用車・公用車をガソリン車からEVに置き換えることでCO2排出量の削減に繋がります。脱炭素に向けた動きが加速する中、削減目標を掲げている企業や自治体にとってEV化は一つの有効な策と言えます。
また、車両の稼働がない日は従業員の福利厚生として利用したり、地域住民の方々の移動手段として活躍したりと車両の効率利用に繋がります。
そして、EVは災害発生時などの停電が起こった際に走行のための電気を取り出すことができるため、非常用電源として活用できます。これは、地域のBCP対策として大きな役割を担うことが期待されています。
『idEV』のご紹介
EVカーシェアリングに関して、事例やメリットを取り上げましたが、
新出光でも新しいサービスとして、EVカーシェアリングサービス『idEV(イデブイ)』をリリースいたしま した。
idEVでは、上記で触れたメリットはもちろん、エネルギーマネジメントを行うことにより、ピークを回避した充電・放電制御が可能となり、電気料金の上昇を抑えることができます。
また、ソーラーカーポートとの組み合わせで、太陽光パネルで発電したクリーンな電力によってEVに充電ができます。また、IDEXがメンテナンスの対応を行うため、管理業務の低減が実現します。
idEVの詳細について、下記URLをご覧ください。
https://evcarshare.idex.co.jp/corporation/
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文:エネルギー事業部 営業戦略課 髙野 龍太郎