
市況総括
≪今週≫
今週の元売り仕切り価格は、全油種で「0.2円」の改定となりました。元売り3社の改定は、原油コスト「+10.0円」、補助金が「+9.8円」でした。(ガソリン全国平均は170.0円)
≪来週≫
次回の元売り改定は、適用期間2週間で、全油種「-0.1円〜0.4円」の予測です。原油コストは「16.0円〜16.5円」、補助金は「+16.1円」の見込みです。(ガソリン全国平均は170.0円)
【原油・為替総括】
1.中東の船舶攻撃激化で原油先物が一時96ドル突破、ブレントは100ドル超に接近
中東情勢の緊迫化に伴いホルムズ海峡周辺でのタンカーや船舶への攻撃報道が相次ぎ、海上輸送の途絶リスクが急高揚しました。WTI原油先物は一時1バレル=100ドル台まで上昇し、ブレント原油先物も110ドル台に接近。週間上昇率は10%を超え、市場ではさらなる供給障害への警戒感が一気に強まりました。
2.OPECプラス有志7カ国が閣僚会合を開催、10月の生産量を据え置きへ
OPECプラスの主要有志7カ国は6日、オンライン閣僚会合を開き、10月の原油生産量を9月と同水準に据え置くことで合意しました。原油急騰に対し市場の安定化を図る一方で、世界景気の減速懸念や中東情勢の先行き不透明感を見極めるため、予定していた追加の生産枠引き上げを見送り様子見姿勢に転じました。
3.ゴールドマンが「120ドル到達」シナリオ提示、世界的なインフレ再燃に警戒感
ゴールドマン・サックスは7日、中東での船舶攻撃が一段と激化した場合、原油価格が1バレル=120ドルまで急伸する可能性があるとの試算を公表しました。エネルギー高騰に伴う世界的なインフレ再燃と中央銀行の金融引き締め長期化観測が再燃し、米株価指数先物やアジア市場で株式が売られるなど金融市場が動揺しています。
